2012年7月24日火曜日

行きと帰り

“大往生したけりゃ医療とかかわるな:「自然死」のすすめ”

この本の著者、中村仁一(じんいち)氏のコメントをNHKラジオ「著者に聞きたい本のツボ」で聞きました。

・ 動物としての人間には、繁殖期の「行きの人生」、繁殖期が終わった「帰りの人生」がある
・ 「帰りの人生」では医療はしゃしゃり出ないことが大切
・ ガン検診も不要、触らなければ痛まない、知らない方が幸せ
・ 医療は症状軽減のために利用するもの、完治はない
・ 延命治療は不自然
・ 死を拒否する現在の日本人
・ 死を生から切り離したことで、「生」そのものがおかしくなっている(自殺、不可解な殺人事件など)
・ 「帰りの人生」の病は上手に連れ添うこと(生活習慣病なども)


老人ホーム医師として、多くの老人の「自然死」を看取った中村医師のコメント。6月13日 にアップした「カリスマ・・・」にも登場の方です。http://gorosatomama.blogspot.jp/2012/06/blog-post_13.html

本を読んだのは数ヶ月前でしたが、この放送で、とても簡潔に本の内容がまとまったような気がします。読みながら付箋が一杯になった本の一つでした。



PS: 写真だけのブログ、「K's Pictures 」をアップしてみました。右下の「マイブログリスト」でクリックしてご覧ください。

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