2011年3月6日日曜日

面白い

面白い、おもしろい、ということば、日々何気なく使っていることば。

「面白い」というのは、ゲラゲラ笑えるってことじゃないんです。いままで見えていなかった世界が、雲が切れてスッと見えてくる感じ。今まで気づかなかったものにフッと気がつくことですね。そのとき雲が切れて、向こうから光がさしこんできて、面(おもて)が白くなる。それを昔の人は「面白い」といったんですね。

雑誌「広告批評」元編集長の天野祐吉(あまのゆうきち)氏の文章。

「面白い」文章です。光が差しました。

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